【漢字】風林火山 【読み】ふうりんかざん 【意味】戦国大名・武田信玄の軍旗に記されたとされている戦いにおいての4つの心構え。風のように素早く動き、林のように静かに構え、火のように激しい勢いで攻撃し、山のようにどっしりと構えて動かない意を表す。物事に応じた動き方をいう。 【例文1】相手チームの動きは風林火山みたいだった。 【例文2】風林火山の横断幕を掲げる。 【例文3】風林火山のような動きで勝利する。 風林火山 疾きことこと風の如く、しずかなること林の如く、侵略すること火の如く、動かざること山の如し。 武田信玄の旗指物に書かれていたとされる有名な言葉です。 私はこの言葉を聞くと、いつも中学校の体育祭を思い出します。私が通っていた中学校では毎年体育祭全体のテーマや 各組のスローガンを決めていたのですが、その言葉に、この風林火山が使われることが多かったのです。 他にも疾風迅雷や電光石火、One for all,all for one など色々な格好良い言葉が使われています。合戦を連想するので体育祭に相応しく、応援合戦でも使いやすかったからだと思います。 中学生ともなると男の子は皆「かったりぃ」などと言って斜に構えていたものですが、このテーマを決める時だけは 皆一様に真剣に話し合っていました。当時はスマホなんてなかったので、私達は必死に格好良い言葉を辞書で探したり、 考えたりしていました。今にして思えば可愛かったな、とおもわず顔がほころびます。 同時に、騎馬戦で好きな男の子を必死で応援していた事や、友達と食べたお弁当の味、応援団に入ってドキドキしながら男子の学ランに袖を通した時の事を思い出します。
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